Leica M3?(失念)
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例えば、写真を撮っている/撮っていない人という、一番根本的に興味がある人/ない人で分けてみると、”写真を評価しているのか、写っているモノを評価しているのか”という違いがあります。
猫の写真。かわいいですね、存在自体が神様からのギフト。どんな風に撮っても絵になります。
子供の写真。はにかむ笑顔、澄んだ瞳。どんな風に撮っても絵になります。
外国の写真。カッコイイですよね、まるで映画、どんな風に撮っても絵になります。
写真を撮っていない人は、上記が無条件で100点満点になります。
何故なら被写体が素晴らしいからです。
ところが、写真を撮っている人は、これを減点していきます。
猫の写真。マイナス30点
子供の写真。マイナス50点
外国の写真。マイナス100点
写真を撮っている人は、それぞれ130点、150点、200点を獲得しないと、評価しないのです。
すなわち、被写体ではなく、写真自体を評価します。
被写体に頼って、「ズル」をしてはならないのです。
そうすると、興味のない人が見て 「どこが?」 という写真が完成します。
写真は他人に伝えるための道具の一種ですので、気軽に「いいね」を貰うことだけにフォーカスすると、それは誰が撮っても同じ写真になります。やがて統計処理で抽出された人気写真や自動生成されたコラージュ写真が流行るようになるでしょう。それでは個人が写真を撮る必要がありません。
表現をする写真家ならば、むしろ孤独で良いのではないかと最近思うところはあります。
上手い下手はどうであれ、他人と違うから自分です。
追記:
感じの良い写真が良い写真、良い定石写真を撮ることが良い写真なら、その他写真は何になるでしょうか。
センスとスキルと一緒くたにすることは、写真趣味の飽きへ繋がるように感じます。
孫が大好きなおじいちゃんが、スタジオ撮影のテクニックを駆使して孫を撮影し、photoshopで大胆な加工をしたところで、孫を思う気持ちが心底満たされるかといえば、どうだろうかと思うのです。何を求めるかに依りますけれど。
写真を撮っていない人は、上記が無条件で100点満点になります。
何故なら被写体が素晴らしいからです。
ところが、写真を撮っている人は、これを減点していきます。
猫の写真。マイナス30点
子供の写真。マイナス50点
外国の写真。マイナス100点
写真を撮っている人は、それぞれ130点、150点、200点を獲得しないと、評価しないのです。
すなわち、被写体ではなく、写真自体を評価します。
被写体に頼って、「ズル」をしてはならないのです。
そうすると、興味のない人が見て 「どこが?」 という写真が完成します。
写真は他人に伝えるための道具の一種ですので、気軽に「いいね」を貰うことだけにフォーカスすると、それは誰が撮っても同じ写真になります。やがて統計処理で抽出された人気写真や自動生成されたコラージュ写真が流行るようになるでしょう。それでは個人が写真を撮る必要がありません。
表現をする写真家ならば、むしろ孤独で良いのではないかと最近思うところはあります。
上手い下手はどうであれ、他人と違うから自分です。
追記:
感じの良い写真が良い写真、良い定石写真を撮ることが良い写真なら、その他写真は何になるでしょうか。
センスとスキルと一緒くたにすることは、写真趣味の飽きへ繋がるように感じます。
孫が大好きなおじいちゃんが、スタジオ撮影のテクニックを駆使して孫を撮影し、photoshopで大胆な加工をしたところで、孫を思う気持ちが心底満たされるかといえば、どうだろうかと思うのです。何を求めるかに依りますけれど。